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引越しを格安で行うのは引越し専門業者か便利屋か?
引越しをしようと準備している人には見過ごせないニュースが入ってきました。
ある程度の荷物量になれば、引越しを業者に依頼するのが普通でしょうが、その中の大手の一つ、ヤマト運輸の引越し業務に大異変が起きました。
ヤマトホールディングス(HD)は31日、子会社のヤマトホームコンビニエンス(東京)による法人向け引っ越し代金の過大請求問題で、調査委員会による報告書を公表した。「悪意」を持った水増しが確認され、一部で組織ぐるみの関与もあった。再発防止に向けて、個人向けを含む全ての引っ越しサービスの新規受注を休止する。
産経ニュースより抜粋
つまりヤマト運輸には会社だろうが個人だろうが引越しは頼めないということですね。
これがいつまでなのかはわかりませんが、そうすぐには解除はされないでしょう。
これは、これから引越ししようと考えていた人には大問題です。
どこの業者に引越しを頼めばよいのか
引越し業者はどこが安いのか?
都内周辺、東京、埼玉などの料金調べでは、引越し業者の中ではヤマト運輸は比較的安いと思われていたのです。
そのうえで「水増し」とは他の業者の料金設定は高すぎるのでしょうか?
そのヤマトに引越しを依頼できないとなると、●●引越センターなど引越し専門業者や便利屋、引越しも行っている運送業者などになるわけですが、いったいどこが安くて信頼できるのでしょうか?
引越し業者と便利屋の違い
引越し業者と便利屋の引越し業務と料金、サービスなどの差は以下のページでご紹介したので詳細はそちらもご覧ください。
もちろん全ての業者がというわけではありませんが、ピアノや業務用冷蔵庫、特大の家具など、よほど特殊なものがあったり、2階以上から吊らないと出せないようなものがあったりなどの特別な引っ越しでない限り、平均的な料金で見ると便利屋のほうが安いように思えます。
上記のような特殊な作業があった場合はそれなりの知識や技術が必要となるので、料金だけで決めるのではなく、それらができるような引越し専門業者に依頼したほうがよいでしょう。
引越しを安くするために
引越しを業者に頼む場合、安くする方法がいくつかありますが、やはり大きいのは梱包までやってもらうようなパッケージで依頼しないことです。
時間のない人や事情がある人は仕方がないですが、自分でできることは自分でやる、というスタンスを持つことが料金を安くする一番の近道です。
引っ越し準備の梱包の注意点
運ぶものを段ボール箱に詰めていく作業をするわけですが、気を付けなければいけないのは重量と強度です。
部屋で段ボール箱などに本などを詰めていると、きれいに箱いっぱい入れたくなるものです。
しかし書籍など紙類の重量は非常に重く、大きな段ボール箱に入れると運ぶのが非常に大変になります。
一人で2回運べば済む量を一つにまとめると、二人いないと持てない場合があります。
これは現場作業者にとっては非常に効率の悪い条件となりますし、自分で移動させるのも大変です。また、箱の底が抜けやすくもなり安全面にも問題が出ます。
段ボールに重いものを入れるときは大きな箱にぎゅうぎゅうに入れないようにしましょう。
引越し料金が高くなるケース
引っ越し作業の料金の考え方は自分がその作業をしたらどれくらいつらいのかを考えていただけると、何が基準で料金が高くなるか、少し近づくことができます。
以下のような物件、状況では引越し料金は高くなりがちです。
今住んでいる場所はどうにもなりませんが、引越し先を選ぶ一つの基準にもなるので参考にどうぞ。
エレベーターがない引越し
これは言うまでもなく大変な作業です、会談で重い荷物を持って何往復もすると時間もかかりますし、人員も必要になります。
物件入り口前に車が停められない
これも同じで、運ぶ距離が長くなるので高くなりがちです。
一時的な停車ではなく、引越し作業の間、駐車できるかが問題です。
さらに、車を離れたところに停めた場合、台車が使える道かどうかなども影響します。
道路、建物内など通路が狭い
これも同じで、要は「運ぶのに手間がかかる」要件の一つです。
二人以上で運ぶものが多い
大型家具、大型冷蔵庫など2人以上でないと運べないものが多いと作業効率は下がります。
つまりより多くの人間と時間が必要なので、必然的に料金は上がるでしょう。
こういった要因が重なると、専門業者、便利屋に関わらず、料金はそれなりになってしまうでしょう。
特殊な作業がない場合は便利屋の引越しもお勧めできます。